実家信託ってご存知ですか?|株式会社R-JAPAN

実家信託ってご存知ですか?

実家信託ってご存知ですか??

今年の4月30日に総務省が発表した「住宅・土地統計調査」では、空き家の数が約900万戸に達し、空き家率も13.8%に到達しております。
もちろん過去最多数字です

もっと分かりやすく言いますと実に日本にある家屋の
7.3戸に1戸が空き家だと言えば、この数字はかなり大きいのではないでしょうか?
最近の傾向は高齢者世帯の施設入居や入院による空き家の増加が目立っております。



更に以前から言われている人口減少が空き家の増加の原因でもありますが、不動産目線から見れば不動産価値の低下が問題であり、空き家が多い地域では不動産価値が下がるため、保有する不動産の資産価値が減少し担保価値の低下や地域ブランドの低下と連鎖反応が半端なく広がっており、官民の対策の遅れがそれに拍車をかけています。
正に八方塞がりですね。

そこで救世主とまでは言えませんが、タイトルにある
実家信託ってご存知ですか?

結論から言います!!

ご実家を信託して、それを民泊と組み合わせ、空き家防止と地域活性化と経済発展と個人ビジネス利益の4つのメリットを兼ね備えた方法です。
訪日外国人が年間2500万人を超え、反対に人手不足による宿泊施設の不足を補う点で、空き家を活用するチャンスかと思います!!

ただ、準備も必要です。

まず空き家の多くは、別居する子どもの実家であることが実家信託の条件の一つになります。
実家を子ども等の親族名義に変えて実家信託で実家を管理できる仕組みが必要です。

次にその前提で所有者の実家信託の契約能力が必要です。
所有者が高齢等による認知症等で判断能力が低下していれば実家信託は難しいと言えます。
所有者に判断能力がある間に実家信託することによって資産凍結防止にもつながります。
また民泊経営を家族が運営しても賃貸借契約書を締結して転貸借契約による第三者運営による安定収入や宿泊客とのトラブル回避でストレスなく収入が得られることも考えられます。


【追記】
データで見る都道府県別空家率
(総務省調べ、トップ5)
1:和歌山県  21.2%
1:徳島県   21.2%

3:山梨県   20.5%
4:鹿児島県    20.4%
5:高知県   20.3%
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