日本の住宅/なぜ木造が多いの? 7つの理由|株式会社R-JAPAN

日本の住宅/なぜ木造が多いの? 7つの理由


日本の住宅 なぜ木造が多いの?

【7つの理由】

前回に引き続き・・・


《理由3》高温多湿な夏に適応する日本住宅

木材には調質作用の性質を持っています。
切った直後の木は、水分をたくさん含んでいます。
それを直ぐに出荷させず空気中で自然乾燥させます。


日本は南北に長い国土なので地域によって気候風土が異なるため、約15~28%の水分を含んだ(これを含水率)建材に仕上げます。
ここが日本建築の秘密!!!

これによって湿度が多い環境では木材自体が湿度を吸収してくれる調質効果を発揮します。
一般的に人は湿度が60%の環境では気温・体温のストレスを感じなく過ごせると言われています。

また湿度60%の環境は、カビやダニの発生を抑制し、ハウスダスト等の空中浮遊菌やウィルスの発生も抑制してくれます。
他の建材では木ほどの調質作用の機能は持っていません。
これが木造住宅の人気の秘密でもあります。





※チョイ学※
高温多湿な日本から生まれた独自の住宅様式。
日本では外から家に入る際に、玄関で靴を脱ぎます。
これは靴の中の汗を乾燥させ、屋内ではより快適性を求めるためです。

また浴槽があるのも、汗を流し、身体を清潔に保つための工夫です。
また日本の住居は、壁が少なく木枠に和紙を貼り軽くて移動ができる障子やふすまが用いられています。
これらを開放することにより隔たりをなくし風の通りを良くすることで、熱や湿気を逃す効果があります。
また建築の土台も直接地面に緊結させるのではなく高床式とし、通気性を高め、地表からの温度調節も行います。

ここが日本建築の秘密!!!



《理由4》低温乾燥した冬に適応する日本住宅

『理由3』の反対で、空気が乾燥しだすと木材は溜めていた湿度を吐き出し、夏と同様に湿度60%を目指して調質効果を発揮します。

障子やふすまの素材である和紙も同様の働きをして木材をサポートしてくれます。





理由1・理由2はこちら
理由5・理由6・理由7はこちら
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