日本の住宅/なぜ木造が多いの? 7つの理由|株式会社R-JAPAN
日本の住宅/なぜ木造が多いの? 7つの理由
日本の住宅 なぜ木造が多いの?
【7つの理由】
日本の一戸建て住宅の約8割が木造建築です。
海外では一般的に、石やレンガ、鉄骨やコンクリートが主流ですが、日本はどうして木を用いるのでしょうか?
《理由1》木材が安価で手に入りやすい
日本の国土の約73%が山地で、その内約66%(約182,120㎢)が森林ですので、木材の確保に苦労しなかったことが理由です。
日本では古くから住宅建材として利用されてきました。
しかし山地が多いのであれば良質な石や粘土質の土壌もあり、今から約1400年前には、既に中国からレンガの技法が伝わっていたのですが、世界最古の木造建築であります法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1)のようにヒノキを中心とした木材建築が主流でした。
どうやら安価で手に入りやすいだけではなさそうですね!!
《理由2》「軽い」ことで地震に適応しています
鉄骨やコンクリートは木材と比べて約2~3倍の重量があります。
つまり木造住宅は「軽い」のが特徴です。
建物が軽いと、その建物を支える地盤への負担が少ないので、不同沈下を抑制したり、軟弱な地盤地域での地盤改良負担を軽減できます。
※チョイ学※
日本は世界有数の地震大国ですね。
地震のメカニズムでは、地震が発生した時に建物にかかる力は建物の重量に比例しその振動エネルギーは建物に直接的に伝わります。木材は、石やレンガ、鉄骨、コンクリートに比べ軽いため、建物の揺れは他の建材に比べて小さいです。
更に木材には弾力性や柔軟性があり、曲げに強い特徴があり、同じ重量で違う素材による圧縮実験では、木は鉄の約2倍、コンクリートの約9.5倍の強度を誇り、引っ張りに対しての強さは鉄の約4倍、コンクリートではなんと約225倍もありました。
※地震の映像ではたくさんの家が壊れていましたよ。どうしてですか??※
これには多くの複合的な原因があります。
東日本大震災で津波による水害で建物の基礎ごと流されてしまいました。
また能登半島地震では旧耐震建築物を中心に地震の揺れに耐え切れなくなり倒壊が発生しました。
まだ記憶に新しい阪神淡路大震災では、高速道路の倒壊も含めて都心部での直下型地震による縦揺れと横揺れの複合振動が起こり、そこに都心部ならではの住宅密集地で起こった火災による類焼火災といった複合的な作用が繰り返し起こり、建物が木造も鉄骨もRC造も耐え切れなくなったと言えます。
どんなに頑丈に作っても、工夫を凝らしても、最新の技術を駆使しても自然の力の前に人は無力なのかも知れません(@_@。
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